2024年は辰年。この特別な年を祝い、私はマクラメの技術を用いて、一風変わった作品に挑戦しました。
立体的なマクラメ編みによる、独創的な龍のデザインに挑戦します。
玉をくわえた神秘的な龍をイメージし、この伝統的な技法に新たな息吹を吹き込みます。
目次
龍の魅力と象徴性
龍とは?その歴史と文化的背景
龍は、古代中国における神秘的な存在として、長い歴史を持っています。
元々は自然界の力やエネルギーを象徴するために、様々な動物の特徴を組み合わせて想像上の生き物として生まれました。
龍の最も初期の形態は新石器時代に遡り、陶器の文様や像として見つかっています。
その後、青銅器時代に入ると、祭礼用の青銅器にも龍が描かれるようになりました。
中国文化において、龍は天の象徴とされ、王朝のシンボルとしても重要な役割を果たしてきました。特に漢代になると、龍は中国皇帝の権威の象徴として広く認識されるようになり、今日においてもその影響は見受けられます。
通常平面的なデザインになるマクラメ編みを、立体的なマクラメ編みで龍を制作することにより、
今回は携行性やアクセサリーというよりも、アート的なポジションで、制作したいと思います。
この作品では、2024年のラッキーカラーである赤を主体に使用してみます。
制作過程:立体的マクラメ編みで龍を形に
まずは材料
使用したのは天然石を2石と、メタルターツ2つ。あとはマクラメようのコード数メートルです。
まずは頭部から形を作っていきたいと思います。
頭部の制作
まずは口に咥える玉からスタートします。
上顎と下顎を編んで作っていきます。
上顎と下顎をくっつけます。
これでひとまずのとっかかりができました。
龍の目をつくる
上顎の上に両目になるメタルビーズを通します。
マクラメの編みの編み目が龍の鱗のようにも見えます。
かなり力強く玉に食らいついている様子が見て取れます。
ツノの部分を作る
ちょうどいい感じに余った紐があったのでこれを編んで、ツノにしようと思います。
また下顎から喉の辺りにかけてを水晶で表現しました。
余計な紐をカットすると龍のカシラに見えてきました。
ここからは単純な作業のため、一気に胴体を仕上げてしまいます。
完成した龍(辰)の置物・立体マクラメ編みドラゴン
まとめ:今年もチャレンジの年に
今回は年の初めということで辰(龍)を作ってみました。
今年もオリジナリティの溢れる作品づくりを目指していきたいと思います。
今回の作品の制作の様子はインスタグラムでご覧いただけます。
ハンドメイドショップで販売中
他の作品もオンラインショップでご覧いただけます。
物作りで日常を明るく♪をコンセプトに活動中のハンドメイド作家です。minneやメルカリショップス 、Creemaにてマクラメ・レザーブレスレットなどを中心に出品中です。
コメント