蛍光フローライトの見分け方・おすすめのブラックライト【天然石解説】

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今日はちょっと面白い天然石を見つけたのでご紹介したいと思います。

それはフローライトの原石です。

単純な結晶の美しさだけではありません。

ちょっと特別なんです。

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下町のお店で発掘!

そもそもフローライトは

透明な緑の石として人気のある天然石です。

他にもさまざまな色合いが存在し、イエローやブルー、パープルとさまざまです。

蛍光するフローライト

フローライトは光や熱による刺激で発光する

蛍光現象という性質を持ち、

ブラックライト紫外線を浴びると青く光る性質を持ちます。

とは言ってもどれもこれもが蛍光現象を持っているわけではありません。

実は産地でも光るものと光らないものがあったり、固体でも違います。

紫外線を浴びると原始のエネルギーが高まり蛍光という形でエネルギーを外に発しているそうです。

今回入手したフローライトのすごいところ

なんとこのフローライトがすごいところは

ブラックライトがなくても太陽から出る紫外線で青く反応するところ。

上の写真では太陽が真上にある昼頃なので上の部分が青くなっています。

実はこういった太陽の光で変化するフローライトはとても希少で、

長年お店で働いていますが、ここまですごい反応を見せるものは初めてです。

単純な結晶の美しさだけでも魅了されたのですが、

予想外の蛍光現象の反応にびっくりしました。



蛍光フローライトの見分け方

天然石を扱うお店では大体見かけるフローライトですが、

先にもご紹介した通り、すべてのフローライトが蛍光するわけではありません。

お店によっては蛍光フローライトと親切に書いている場合もありますが、

書いてあってもそこまで蛍光しないパターンもあったりします。

今回私が入ったお店はご親切にブラックライトを照射し続けている棚があり、

自分の目で反応を確認しながらお買い物ができました。

ただ全てのお店がそうではないので、見分け方を解説します。

  1. ブラックライトで確認する
  2. グリーンフローライトが蛍光する可能性高い

ブラックライトで確認する

まずはブラックライトで確認するということですが、

お店の人に

「このフローライトって蛍光しますか?」

と聞いてみましょう。

ちゃんと知識のあるお店なら以下のようなライトを持ち出して解説してくれます。

 

この系統のブラックライトは短波の紫外線(強め)を発するので、

蛍光現象をよく確認できます。

実はブラックライトの種類によっては現象を確認できない天然石もあったりします。

短波と長波のブラックライトがあるので、それで違いが出てくるわけです。

石好きの人はだいたい短波のブラックライトをお持ちですね。

※短波のブラックライトは直視禁止です。

子供がいたずらにライトを扱うのを避けるためライトを店頭に置いていない

お店もあります。

もし自前のブラックライトを使いたい時は無断で光を当てるのではなく、

お店の人の許可を得ましょう。

紫外線を当ててはいけない天然石もあります。

グリーンフローライトが蛍光する可能性高い

フローライトはいろいろな色がありますが、

グリーンフローライトの方が蛍光することが多いです。

一部レアリティの高いパープルフローライトでは以下のように強烈な反応を

示すものもあります。

これも産地によるのですが、高額な場合が多いです。

まとめ

今回は私のコレクションのフローライトをご紹介しました。

お店にはブラックライトがあるかもしれませんが、

お家にない場合はブラックライトを検討してもいいかもしれませんね。

 

ただし

  1. 直視厳禁
  2. お店で使いたい時は許可を得る

といったルールを守る必要がありますね。

お店でフローライトを見つけたら、ぜひじっくりみてみましょう。

フローライトについてはこちらでも解説しています。

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