ハンドメイド作家の実体験：メルカリショップでの極端な値引き交渉対策

minne日記

2024.02.24

オンラインマーケット、メルカリショップでの取引はその手軽さで多くの人々を魅了しています。

しかし、その便利さの影で、予期せぬトラブルに直面することも少なくありません。

メルカリショップには価格交渉の機能はありません。

しかし今回は

質問フォームに「値引きして欲しい」という文章が送られてきました。

しかもその直後に、商品が売れないようにという行為なのか、注文をされて、支払い待ちの状態にされました。

結局交渉は決裂しましたが、

私がどのように今回の問題を対応したのかをご紹介したいと思います。

交渉開始: 極端な値下げ要求との遭遇

ある日、メルカリショップの質問フォームを通じて元値が15000円くらいに設定していた作品を

「10000円にして欲しい」

という、極端な値引きを求めるメッセージが届きました。

メルカリショップでは直接的な価格交渉機能はなく、通常、価格は出品者が設定します。

しかし、今回のお客様は交渉が成立しないうちに、直後作品を注文し、支払い待ちの状態にしてしまいました。

これでは価格がもう確定しているため、話がさらにこんがらがってしまいます。

私の作品は、マクラメ編みという技術を用いており、制作には時間がかかります。

また天然石も厳選したものを用いたため、価格は決して安くありません。

そんな中での、理由のない極端な額の値引き行為に対し、作り手としてはとても残念な想いでした。

そのため、なぜその価格になっているのかを理解していただく必要がありそうです。

対策として、私は以下のポイントを含むメッセージをお客様へ送信しました。

– 値引き交渉に応じられない理由
– 商品価格の背景
– 支払いが完了次第、迅速に発送すること
– 価格に納得がいかない場合、支払いをせずに注文をキャンセルすること

というものでした。

お客様からはその後、何の連絡もありませんでした。

取引キャンセルが可能な日程になった時、再度連絡を取り、キャンセル処理を行いました。

その後、現在に至るまでお客様からはメッセージが来ておりません。

メルカリショップでの取引では、予期せぬ値引き要求に直面することもあります。

大事なのは制作へのこだわりを説明し、理不尽な要求には丁寧に、しかし断固として対応することです。

また、メルカリショップの設定で「値下げ交渉に応じない」にチェックを入れておくことも有効です。トラブルには冷静に、そして適切な対応を心がけましょう。

もしも無理な要求をしてこられたり、しつこい場合には運営に相談や報告ということも検討しましょう。

どこまでメルカリショップの運営がサポートしてくれるかは分かりませんが、不可能な交渉にはNOと言えるだけの状態を用意しておくことも大事です。

他の作品もオンラインショップでご覧いただけます。

物作りで日常を明るく♪をコンセプトに活動中のハンドメイド作家です。minneやメルカリショップス、Creemaにてマクラメ・レザーブレスレットなどを中心に出品中です。