今回は前回に続いて、
なかなか時間を合わせることができなくなった友達との時間を、バーチャルワールドを活用してリモート飲み会の場を作ろうと計画したところでした。
日々の忙しさの中でも心のケアや交流を深める場を提供するために、このワールドを制作することを決意しました。
目次
製作の様子
私はすでにハンドメイド作品を紹介するバーチャルショップを制作・公開しており、その経験を活かして今回の制作を進めました。
設計と制作ツール
最初に、ワールドの大まかな設計図を手書きで作成しました。
モデルとなったのは、私がよく利用する居酒屋の店内。
カウンターの配置、座敷席のレイアウトなどなるべく実際の居酒屋に近く感じられるように設計しました。
使用ツール
- Unity:ワールドの構築
- Blender:3Dモデリング
- VketSDK:VRChatでの実装支援
制作工程
方針
昨年から決めている制作の基本方針は、
- 完璧を求めすぎない
- 使えるものは使い、苦手なことは得意な人に任せる
ただし、今回は友人と利用するプライベートなものなので、私が苦手な制作工程部分も勉強を兼ねて取り組みました。
Blenderでのモデリング
少し苦手意識を持っているBlenderを使い、カウンターやお座敷の形状を作成しました。今思えばUnityでも作成できたかもしれませんが、久しぶりにBlenderを触ることで新しい経験になり、少しBlenderが好きになれました。
酒瓶やキッチン周りのアイテムは、アセットストアの素材を活用しました。
Unityでの実装と問題発生
Unityでの作業に移ると、Blenderで制作したモデルの色が反映されないという問題に直面しました。 特に、アセットストアで取り込んだ素材が無色になっていました。
解決策 最終的に、色付けはUnity側で行うことで対応しました。
ワールドの完成と公開
今回のワールドは友達と利用することが前提なので、プライベートワールドは限定公開としました。
一応パブリックな居酒屋ワールドも公開しましたので、ぜひ覗いてみてください。
いざ、友達とのバーチャル飲み会
そして満を持して、友達とのバーチャルワールドでの飲み会を実施してみました。
飲み会の様子としては、友達が入ってきてから、問題なくワールドは動作し、会話も問題なくできました。
しかし、もう一人の友達がマイクの調子が悪いのか、通信の問題なのか、
声が聞こえない状態であったため、結局LINEのビデオ通話になりました。
今回はマイクの問題で断念しましたが、実際にワールドが居酒屋の雰囲気が味わえるという点ではなかなか良い試みだったと思いました。
まとめ
今回の制作を通して、なかなか会えない距離にいる人や、都合が合わせにくい友達や仲間との時間の大切さに気付かされました。
メタバースは雰囲気を出すのにとても良いものだと改めて感じました。
オープンワールドでは、知らない人と話すのに勇気が必要ですが、
身内だけで楽しめるプライベートワールドを用意すればゆっくりと会話が楽しめそうです。
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