タイトル: 「詐欺も防げるAI活用法:疑わしいメールの見分け方とChatGPTの使い方」
先日、知り合いから
「イオン株式会社を名乗るメールが届いたんだけど、これって詐欺メールかな?」
という相談がありました。
これまでなら私もネットで公式サイトの注意喚起などを検索して調査をしていましたが、
今回はAIの力を借りてみることにしました。
この記事では、AIを使った詐欺防止策と、ChatGPTへの効果的な質問の仕方を紹介します。
AIを使った詐欺メールの特定方法
詐欺メールの疑いがあるメールの内容をAIに示し、どの部分が詐欺の可能性を示しているのかを分析してもらいました。
まずは送られてきた文章がこちらです。
AIが指摘した疑わしきポイント
AIが指摘した疑わしいポイントは以下の通りです。
1. 不審なURL
2. 緊急性を煽る言葉遣い
3. 文体の不自然さ
- 本文中に貼られているURLは偽サイトであり、イオン銀行の公式サイトのURLとは異なりるとAIが判別してくれました。
- 緊急性のある言葉: 「48時間以内に認証を完了してください」といった、緊急性を促す言葉は、ユーザーに慌てさせて思わずリンクをクリックさせる典型的な手法という回答もしてくれています。
- メールの文体や構成: 公式の銀行からのメールであれば、より正式で正確な文体が期待されますが、このメールには若干の不自然さが感じられるという文章の不審な点も指摘しています。
これらのAIからのアドバイスをもとに次のような対策が推奨されます。
– 公式ウェブサイトに直接アクセスして確認
– メールのリンクをクリックしない
– 必要に応じて公式カスタマーサービスに連絡
基本的には無視・ブロックが良いです。とにかくその中に書いてあるURLや連絡先は信用ができないので、公式サイトを検索してアクセスするのが良いです。
ChatGPTなどのAIに質問する方法
ChatGPTなどのAIを利用して疑わしいメールが詐欺かどうかを判断する方法を理解することも重要です。
以下は質問の手順例です。
1. 質問を明確にする:「詐欺メールか判断してください」
2. その下にメールの全文を添付する
3. 必要に応じて、追加の情報や説明をリクエストする
こういった質問を投げかけることで、詐欺メールの判断やその他の情報に関する疑問を解消することができます。
まとめ
AIなどを普段から使うような方になってくると、ネットリテラシーも高い方も多く、
こんな使い方しなくても判るという方がほとんどかもしれません。
しかし私の親にあたる50〜60代あたりの方々になると、結構わからずにリンクをタップしてしまうこともあるかもしれません。
日々進化する詐欺メールに対抗するためには、AIのような先進的なツールの活用が鍵となります。
変なメール(ふだん扱うことがないメール)が来たら、一度家族に相談し、いっしょにAIを使って調査してみるのも良いですね。
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