OpenAIが提供するAIチャットサービス「ChatGPT」には、有料会員向けに「GPTs」という新機能が展開されています。
この「GPTs」を用いて、私はタロットカード占いのカスタマイズ版を作成してみました。
非科学的とされがちな占いですが、AIの膨大な情報を利用することで、新たな可能性を探ってみる試みです。
目次
AIとタロットカード:GPTsでの新たな試み
私自身、占いは非科学的と思っているのですが、
その反面でタロットカードはちょっと例外のように感じています。
タロットカードの魅力
占いに対する見解は人それぞれですが、タロットカードはその中でも特別な存在感を放っています。
カード一枚一枚が持つ豊かなイメージと意味は、使用者の心情や抱える問題によって、その解釈が変わり得るからです。
私はカラーセラピストの資格を持つ者として、タロットは自己と向き合うセラピーとして捉えています。
それを前提として、自分自身が今考えていることを整理するための自己セラピーができる
セルフタロット占いを作ってみました。
AIの活用でタロット占いを簡単に再現
タロットカードの深い理解には、通常、複雑な意味を持つカードの特徴を覚える必要があります。
しかし、AIの力を借りることで、このプロセスを大幅に簡略化しました。
「GPTs」を用いて制作したこのシステムでは、カードの配置や解釈方法まで、AIがガイドしてくれます。
やってみよう:AIタロット占い
このセルフタロット占いでは、ユーザーは占いたいテーマに基づき、
AIが提案する最適な方法で占いを行います。
必要なのは、タロットカードの名前を覚えることだけ。そうすることで、誰でも簡単にタロット占いを始めることができるようになります。
私が作った「セルフタロット占いGPTs」に与えた指示としては
- 占いたいテーマを聞いたら最適な占い方法を提案する
- カードの置き方などをユーザーに伝える
- カードの解説を行う
- 全体のまとめを行う
と言った具合です。一部、セラピストとしての指示も組み込んでいますので、より自己セラピー用に特化しているものになっています。
占いスタート
タロットカード占いを始めようをクリックすると、どんな内容で占うかを聞いてきます。
今回は占いっぽい「今月の運勢」について聞いてみます。
するとAIから過去・現在・未来の3枚引きを提案されましたのでこれで進めていきます。
一枚目を引いたら、何のカードが正位置なのか、逆位置なのかを伝え、
さらに自分がカードから感じたイメージを伝えます。これが結構大事になります。
するとAIがもつタロットの情報を元に、ユーザーが感じた印象と照らし合わせて、考察をしてくれます。
占い結果をみると、自分が心のどこかで感じていることを、見事に導き出すことができました。
まとめ:AIタロットの可能性
AIを用いたこのタロット占いシステムでは、カードの意味や解釈を深く掘り下げることができます。
これにより、従来の占いにおける時間の節約だけでなく、初心者でも容易にタロット占いを楽しむことが可能にしました。
AIが持つ人類の知識は、タロットカードを通じてのアドバイスにおいても、驚くべき結果をもたらしてくれました。
みなさんも、ExploreGPTsを活用して、独自の「GPTs」を作成してみてはいかがでしょうか。
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