ペコポコです。
今回も引き続き、色が持つ心理効果についてお話ししたいと思います。
私はかつてカラーセラピストやパーソナルカラリストの学習をしており、
現在でもお客様にご説明す際に役立てています。
今回は紫色の色彩心理について解説してみたいと思います。
目次
パープルとバイオレットの違いって? 紫の特徴
皆さんの中にもこの違いについて疑問に思った方もおれるのではないでしょうか。
じつはこれは紫の特徴に関係があります。
紫色は緑色と同じく中性色と呼ばれる色であり、赤と青の混合によって生まれます。
それぞれの特徴をご紹介します。
赤がベースになる色をパープル
赤紫の場合は大胆・妖艶・華やかさといったイメージを持っています。
これは赤の色を含むことでポジティブなイメージがついて流のが特徴です。
青がベースになる色がバイオレット
青紫色の場合は高貴・優美・上品といったなんとも雅(みやび)なイメージを持っています。
青を多く含む紫色は冷静さを感じさせる色であるため、アクティブなイメージというよりは繊細で落ち着いた印象があります。
歴史的にも紫は高貴な立ち位置を持っており、日本では冠位十二階の最上位を表す色が紫でした。
それだけ古くから品位の高い色とされていたようです。
日常での紫色の役割
赤紫の役割
多くの方がお世話になっているのはコピー機ではないでしょうか。
コピー機のインクの中に含まれるマゼンタという赤紫の色があることで、多彩な色の表現が可能になっています。
青紫の役割
赤紫も同様ですが、商品パッケージなどでも大活躍しています。特に青紫色であれば、リラックス効果をアピールする際にも用いられるカラーです。
紫色の使い所
赤紫を衣服や小物に取り入れることで華やかさや行動力をアピールするような印象を与えられるかもしれません。
対して青紫は自宅のカーテンや家具に取り入れることで、リラックスという形で活用するのもおすすめです。
天然石を扱うお店で働いていると、アメジストを玄関や寝室に置くと良いという話をよく耳にします。
これは風水などの関係になりますが、色彩心理の面においても理にかなっているといえますね。
まとめ
- パープルとバイオレットの違いは赤と青の混合率の違い
- 赤紫はアクティブで華やか・大胆なイメージ
- 青紫はリラックスカラーで、上品・優美なイメージ
- 家の外、家の中で使い分けるのがおすすめ
赤紫と青紫の違いやそれぞれの印象の違いについて解説いたしました。
紫色は私自身オーダーメイドを承る際にも、デザインを上品に仕上げる場合に用いることが多いです。
ちょっと上品でおしゃれなデザインを作るときに真っ先に活用します。
皆さんもぜひ、色の持つ特徴などを活用して、お部屋やファッションに取り入れてみてください。
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