これまでオープンAIのChatGPT4を愛用してきましたが、”Explore GPTs”という新しい機能を発見し、その魅力に引き込まれました。
従来は毎日のように繰り返す質問に対して準備した文書を使っていましたが、Explore GPTsの登場でこれらの作業が効率化しました。
こちらを使用してみて感じた便利さとその可能性について、共有したいと思います。
目次
Explore GPTsって何?
Explore GPTsは、各ユーザーの個別のニーズに合わせてカスタマイズできるChatGPTの進化形です。
この機能により、言語学習から技術サポートまで、幅広い用途に特化したGPTを手軽に作成できるようになりました。
最初の印象
この機能が最初に登場した時、高度なコーディングスキルが必要と思い込んでいました。
しかし、実際に試してみると、直感的で誰でも簡単に使えることに驚きました。
すべて、普段からChatGPTを使うように、日本語で指示を出すことができました。
なので、誰でも簡単に使うことができます。
カスタムGPTの利点
日常的に尋ねる専門的な質問、例えばハンドメイドに関する説明文の作成など、カスタムGPTを利用することで効率が大幅に向上します。
これにより、繰り返しの作業を削減し、必要最低限の指示を付け加えるだけで済むので、時間を節約できます。
カスタムGPTの作成プロセス
カスタムGPTの作成は簡単です。
PCでChatGPTを開き、左側にあるExplore GPTsをクリックします。
1. ChatGPTのインターフェースを開き、右上の「+ Create」をクリックします。
2. 画面が以下のように切り替わります。
まずは手始めにGPTに名前と目的を設定しましょう。
※英語だとわかりにくい時は翻訳機能で、日本語に変えてしまいましょう。
まずはタイトルを設定し、説明文にはどんな機能を持たせるものなのかを入力します。
3. AIアシスタントとの対話で、GPTの知識やスキル、振る舞いを定義します。
つぎにここから普段、入力している指示を書いていきます。
【例】
私の場合、ハンドメイド副業をしているため、SNSの文章を考えて欲しいとします。
すると、
タイトル:SNS ハンドメイド説明文生成
説明:作品の説明文を生成
概要:ここに自分がいつもやっている書き方で、こうして欲しいという指示を細かく設定していきます。
例えば、
- 作品の掲載されているURLを貼り付けられたらブラウジングをして、情報を確認して
- その内容から、SNSで紹介するための説明文を作って
- 最適なハッシュタグを提案して
と、これはとてもシンプルなものです。
日本語で指示を書いているとはいっても、これも一つの立派なプログラミングです。
AIにこちらの意図が伝わるように、
”まずはこうして、次にこうして欲しい。生成例としてこんな感じにして欲しい”
”こうなった場合はこういうふうに処理して欲しい”
というように順序立てて文章を書いていくと良いでしょう。
4. プライバシー設定を行い、公開の可否を決定します。
私がこの記事を書いている時点では、
公開範囲はOnly me(非公開)と Anyone with a link(限定公開)だけですが、
ゆくゆくは公開という選択肢が出て、上手に作れる人は収益化も検討できるようです。
GPTsの活用分野
カスタムGPTは、生産性向上や教育、ゲーミング、健康/ウェルネス、専門知識など幅広い分野で使えます。
私がこれまでに作ったGPTs では、ハンドメイド副業とブログ運営を行っているので、以下のようなGPTsを制作しました。
– ブログ生成・修正サポート
– SNS用の説明文生成
– 著作権を回避したイラスト生成
これにより、文章構成や紹介文作成が効率的になりました。
まとめ
Explore GPTsを使うことで、それぞれの質問に特化した対応をしてくれます。
すでに有料会員にはCustom instructions機能がありますが、ここでの指示には限界があります。
あくまで日常的にこういうふうに返して欲しいという指示を伝えるだけなので、
より特化した指示はExplore GPTsを利用することで、より個人的なニーズに応えるAIの使用が可能になります。
難しくはないので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
Explore GPTsは、個々のニーズに合わせて、特化した指示を実現してくれます。
すでに有料会員向けのCustom instructions機能がありますが、Explore GPTsはそれをさらに補完・進化させるものです。
この機能の簡単さと、高いカスタマイズ性を是非体験してみてください。
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