先日、私は2週間以上にわたり、勤務先の中でも社内のハンドメイド作品の制作を一手に担う専門部署、いわゆる”制作グループ”にお手伝いとして配属されました。
私は個人としても長年ハンドメイド作家として活動しており、
また約10年間店舗でお客様と対面しながら、オーダーメイドやハンドメイド作品の制作・販売を行ってきた経験があります。
そのため、社内でヘルプ要員が必要になった際、自分のこれまでの歩みが認められたようで、とても嬉しい出来事でした。
目次
制作専門部署の”ストイックさ”に驚き
最初に感じたのは、寸法や仕上がりの精度への徹底したこだわりでした。
「ここのサイズは必ず何センチ以内で仕上げてください」
「この部分は強く締めすぎず、ゆとりをもたせて」
「左右のバランスは完全に対称に」
――まさにプロフェッショナルの世界。
これまで個人のお店で作品を制作してきた際ももちろん丁寧に作ってきたつもりですが、
企業の制作グループという場では、より一層”量産”と”品質”の両立を求められ、その精度への意識の高さに圧倒されました。
毎日”制作だけ”を続けることの体力的負担
私の場合、普段のお店では制作以外にも接客やレジ業務などがあるため、1日中手を動かし続けることは少ないのですが、制作室では朝から夕方までひたすら手を動かす日々。
最初の数日は、手や指に痛みを感じるほどでした。
それでも周囲のスタッフの方々は、毎日同じ作業を高い精度で続けており、そのスピードと安定感には感心するばかりでした。
私は手の痛み(紐でてのひらの皮膚が擦れて水脹れに)を改善するために、急遽、レザークラフトで
指サックを作成しました。指の関節の動きに合わせて可変する仕組みです。
今回の経験で得た気づき
この制作室での経験を通して、改めて”作品づくり”に向き合う姿勢が変わった気がします。
- 使う人にとっての使いやすさを考えること
- 量をこなしても、1つ1つに丁寧な気持ちを込めること
- 効率と品質のバランスを取ること
そして、何よりも “ハンドメイドが好き” という気持ちを再確認しました。
また次回も「お願いしたい」と言ってもらえたこと
制作室では次回のヘルプ要員も募集されていたそうで、私の知らないうちに再度オファーがかかっており、嬉しかったです。
今回のような経験は、これからの私の活動、特に**バーチャルハンドメイドショップ”irokazari+”**の運営にも必ず活かせると感じています。
今回得た学びを糧に、今後の制作活動やバーチャルショップ運営に、さらに深みを加えていきたいと思います。
ぜひ、今後のirokazari+の活動にも注目していただけると嬉しいです!
出店決定!
ぜひお店に遊びにお越しください♪
バーチャルハンドメイドショップ「irozakari+」では、 リアルなお買い物体験をメタバースで再現し、 新しい形のハンドメイド販売をお届けしています。
夜は作家本人もお店にいることが多いので、
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