今年の10月から簿記3級取得に向けて勉強を始めて、2ヶ月が経ちました。
私は隙間時間を使い、クレアールという通信講座の学習サイトを利用して勉強しています。
今回は学習をはじめて2ヶ月経った、ここまで感想をまとめたいと思います。
私と同じように簿記を始めた方、これからやろうと思っている方が、
どの辺りで挫折しそうになり、どう挫折を乗り切れば良いかの参考になればと思います。
目次
30代で学びはじめた簿記初心者の学習感想
結論から言いますと、簿記は
簿記特有の考え方が身につかないとずっと苦しい状態が続く
ことを現在進行形で痛感しています。
普段暮らしていると、簿記で求められてくるような考え方はしないので、
これに徐々に慣れるまでが苦しく感じます。
学習の様子から順を追って伝えたいと思います。
まずは基本となる仕分けの学習
初めのうちは、簿記における仕訳のやり方ををひたすら覚えていくところからスタートしました。
例えば
「現金が増えたら借方、増える要因となったものは貸方へ記入する。
現金 100 売上 100
こういったものです。ここはまだ簡単で、とにかく覚えていく作業となります。
とはいえ、こういったたくさんある仕訳の方法を最初の1ヶ月を費やして、講義動画を見ながら進めていくことになります。
そう、最初の方で覚えたことや途中躓きそうになったものなどの記憶が曖昧になってきます。
はじめに挫折しそうになる試算表
全ての仕訳の学習が終わると、「試算表」という
これまで学習してきた勘定記入されてきた金額を集計した表を制作する学習に入ります。
これは会計期間の終了時に、全ての勘定科目の残高をまとめた表で、
目的は仕訳の記録が正確かつ均衡しているかを確認することにあります。
ここまで学んできたことの総ざらいとなり、仕訳方法が頭に入っているかどうかが鍵になります。
かなりハイペースで学習を進めてきたこともあり、記憶から抜け落ちている部分がほとんどでした。
動画の講師も「何度も前の講義に戻って確認をしながら進めましょう」
というアドバイスがあり、それだけ基礎が重要になってくることが伺えます。
さらに挫折しそうになる修正・決算整理
まずはわからないなりにも、講義動画をすべて見終えたのちに、
もう一周する気持ちでやろうと決めて最後まで講義を確認しました。
しかし進めば進むほど、
「こんなの実際の試験で出て、本当に回答できるのか?」
という練習問題ばかりです。実際今の私はこの挫折ポイントにいます。
簿記特有の思考に慣れる必要がある
ここまで簿記学習に取り組んできて気づいたことは
簿記特有の考え方に慣れないと理解も合格も難しい
というものです。
私の場合ただ試験に合格したいのではなく、副業の糧になるように
ちゃんと理解をしたいという点があります。
なので、きちんとした理解には簿記特有の考え方を身につける必要があります。
それには
ひとつの文章からそれ以前の仕訳も連想して、イメージできる必要があることに、ようやく気づきました。
その瞬間の問題文の仕訳ができたとしても、それだけに目を奪われてはいけません。
その仕訳の過去にどんな取引があったのか? そこまでイメージを膨らませないと
正確な理解ができず、凡ミスを繰り返すことになります。
これができることで、ようやく問題を解くスタートラインに立てるんだと感じました。
勉強嫌いの私にとっては、かなり難易度の高い資格に手を出してしまったなと思いつつも、勉強を続けています。
まとめ:簿記は実用的なナンプレやクロスワードみたいなもの
正直簿記は、そこらへんの脳トレよりもはるかに頭の体操になります。
算数ができるかどうかよりも、文章を読み取る力の方が圧倒的に重要になり、想像力が必要となることを理解しました。
今は挫折を感じている私ですが、理解不能というレベルかというとそうでもありません。
今は正確に解けない問題文も、一旦解説動画を見ながらでも何度もやっていれば考え方に慣れていくのではないか? と思えるようになってきました。
仕事やゲームもやればやるほど熟練度が増していきます。
今は苦しいところですが、ひたすら練習問題の解説を聞いて慣れていきたいと思います。
次回は資格取得が叶ったら、その時に感想を書きたいと思います。
物作りで日常を明るく♪をコンセプトに活動中のハンドメイド作家です。
ただいま簿記3級にチャレンジ中です。
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