こんにちは、バーチャルハンドメイドショップirokazari+店長のpekopokoです。
今回は少し視点を変えて、「ワールド制作の裏側」についてご紹介したいと思います。
ハンドメイド作家として活動しながら、VketCloudを使ってバーチャルショップを制作している私が、どんな視点で空間を作ってきたのか。
開発をしている方や、これからワールド制作にチャレンジしたい方の参考にもなれば嬉しいです。
目次
VketCloudの資料を読んでチェックしてみた
先日、VketCloudからワールドクリエイター向けの演出や導線に関する資料が公開されました。 それをもとに、私のバーチャルショップ(irokazari+)が、どれだけそのガイドラインを満たしているかを自分なりにチェックしてみました。
まずは「ワールドの目標」を明確に
どんなワールドを作る場合でも、最初に考えなければならないのが「この空間で何を実現したいのか」という目的設定です。
私の場合、
ワクワクする作品を、ワクワクする場所で。
というコンセプトのもと、irokazari+というバーチャルハンドメイドショップを作りました。
ワールド制作でよくある演出ポイントと、私のケース
VketCloudの資料では、以下のような空間演出が推奨されていました。
1. 最初に「一番見せたいもの」を見てもらう

バーチャルハンドメイドショップirokazari+より
これは現実の店舗運営にも通じる「VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)」の考え方。
私のショップでは、エントランス正面に過去の作品を並べたオブジェクトを配置。
遠くから見ても「あそこに何かありそう!」と興味を引くようにしています。
実店舗でも接客・売場づくりを担当してきたので、この考え方は自然と取り入れていました。
2. ワールドに「高さ」を出す
立体的な空間は、訪れる人にとって探索の楽しさを生みます。

バーチャルハンドメイドショップirokazari+より
私のワールドは屋内構造が中心なので、劇的な高低差はつけにくいのですが、2階フロアを設けることで多少の立体感を出しています。
今後、屋外を含むワールドを制作する際は、高低差を意識した構成に挑戦してみたいですね。
3. 建物に「顔」をつける(ランドマークの設計)
建物に印象的なシンボルをつけることで、その空間が記憶に残るようになります。看板や独自の外観などが該当します。

バーチャルハンドメイドショップ 旧irokazari+1号店より
初期の1号店では、外から建物に入っていく導線も制作していたのですが、一人で作っているため、こだわりすぎると本業のハンドメイドや情報発信が滞ることがわかり、2号店では屋内のデザインに集中しました。
「できる範囲で、コンパクトにまとめる」というのが、現在の方針です。
4. レアなものには「動き」や「凝ったデザイン」を
人は“他とは違うもの”に反応するもの。手間のかかる装飾や構造、動きのある仕掛けは、視線を引きつける要素になります。

Vket Cloud official エントランスより
ただ、これはチーム制作や専門技術がある方向けのアドバンスな領域とも言えます。
- 私のようにハンドメイドもワールド制作も1人でやっているケース
- 副業や仕事の合間に制作しているケース
- プログラム・モデリングが未経験の個人ユーザー
こういった背景では、すべてを手作りするのは現実的ではありません。 必要な部分は外部素材を取り入れつつ、自分が作りたい部分に集中する「取捨選択」が大切だと思っています。
「動きのある要素」は、できる範囲で実装中
たとえば私のショップのエントランスには、ちょっとした動きのある装飾があります。 店内にも動きのある演出をもっと加えたいと思っているのですが、時間的な制約もあり、少しずつ改善していく予定です。
ワールド制作で大切にしている考え方
バーチャル空間を作るときに大切なのは、
「どこまでやるか」を明確にすること。
モデリングやらデザインやら、プログラミング……全部を本気でやろうとすると、時間も体力も尽きてしまいます。
- 自分がやりたい/できる部分は自分でやる
- その他は無料アセットや有償モデル、ツールの機能を活用
こうした割り切りが、継続的な制作には欠かせないと感じました。
まとめ:等身大のクリエイションを楽しもう
そんなこんなで完成したirokazari+の2号店は、1号店の試作を経て、私自身がとても愛着を持っているワールドになりました。
今後も、少しずつ来場者に楽しんでもらえるような改善を重ねていく予定です。
もしこの記事が、ワールド制作に取り組む方や、空間づくりに悩む誰かのヒントになればうれしいです。
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