マクラメ編みのはじめ方【ハンドメイド入門】

マクラメ編み

この記事ではマクラメ編みをやってみたいけど、どうすればいいの?

何から始めれば?  何を用意すればいいのか?

などの悩みにお答えしたいと思います。

私はハンドメイド制作・販売の仕事について8年目が経ちます。

2022年よりminneにて会社の副業解禁を機に、ハンドメイド作品のネット出品をスタートしました。我流でマクラメ編みを習得し、実際に仕事ではお客様に喜んでいただけるレベルになりました。

どんなことに注意すべきか、また私の失敗談も併せて解説いたします。

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そもそもマクラメ編みとは?

ウィキペディアによると、マクラメは古くから船乗りによって緻密で装飾的な結び方で作られ、

ナイフの柄であったり、瓶や船の部品を覆い被せていたそうです。

そしてバビロンやアッシリアの彫刻にはすでにマクラメの装飾が描かれていたんだとか。

交差して結ぶというアラビア語の「ムクラム」が語源です。

マクラメ編みの作品の定義は人それぞれかもしれませんが、ここでは以下のような編み込みの多い作品をマクラメ編みの作品として解説したいと思います。

使用する材料や、あると便利な道具

ロウビキ紐

私のような身につけるアクセサリーを作る作家はロウビキ紐という、紐にワックスが塗られている紐を使用します。

私が最初に購入した紐はAmazonで探しました。色々とカラフルな紐がセットになっている以下のようなものを使用していました。

現在は在庫切れのようなので、

その他で評価が高いものだと以下のようなものが近いかと思います。

ただ私が購入した時の素材は、作れないことはないけど最終的に作品にする際には色々と注意が必要な素材でした。

というのも使い心地や紐の厚みにムラがあり、天然石を紐に通す時などに少し手こずります。

しかし価格が安いので、まずはこちらを買って練習をしてみるというのも良いです。

個人的なおすすめはこちら

現時点で出品している作品に使っている紐は以下のサイトで購入しています。

Nomad Baco(ノマドバコ)

先ほど紹介したAmazonでのセット品に比べると、一巻きあたりの価格が1000円と少々高く感じてしまうかもしれません。

しかし長年ロウビキ紐を扱ってきた中ではかなり優秀です。

注意点があるとしたら、二つの紐が捻って一本になっているので、天然石を通す時に引っかかると、ばらけてしまうこともあります。

なのでまずは安価に手に入るAmazonなどでの購入がおすすめです。

街中のお店ではなかなかマクラメようの紐なんて置いていませんからね。

コルクボード【あると便利】

あると便利程度な道具です。

なくても困ることはなく、私もお店では使っていません。

しかし複雑な編みになるほどあれば役に立ちます。

コルクボードならホームセンターにもありますが、薄いコルクボードではあまり恩恵を受けれません。

マクラメピン【あると便利】

コルクボードと一緒に使うピンです。これは別に虫ピンなどでも応用できますね。

私は先ほどのコルクボードとこちらのピンを一緒に使っています。

あとはハサミや、ライターがあれば準備OKです。

天然石のビーズなどもあると楽しく制作できますよ。

マクラメ編みの学習方法

学習の手段は大きく分けて3つです。

  1. 書籍を購入する
  2. YouTube学習
  3. 実際にできる人に習う

近年ではYoutube学習も盛んで、今後動画学習は増えていくと思います。

学習方法の失敗談

私は一度マクラメ編みを挫折しています。

お客様に喜んでもらうためにと本を見ながら、見よう見まねで作りました。

しかし、躍起になってがんばっても上手に作れない。今でこそ1日もあればできるようなデザインを、完成までに1週間を要し… さらに完成したものは作品としてどうなのか・・・。

そんな状態に嫌気が差して一度諦めました。

書籍だと筆者の用いる暗号のような設計図を読み解かないといけません。これだけで大変です。

学習方法の成功例

おすすめは動画学習です。

一度挫折してからだいたい1年くらいが経った頃に、今度は動画を見ながら制作をしていました。

するとどうでしょう。みるみるうちに形になり

今日に至っては複雑な編みにも何の抵抗もなく制作ができるようになりました。

動画で最も重要な手の動かし方を知ることができるという点です。

本では決してわかりません。

知っている人から学ぶにしてもそう都合よくいません。動画が一番といえます。

ぜひYouTubeでマクラメ編みで検索してみてください。

マクラメ編みの注意点やアドバイス

マクラメ編みは作る上で注意点があります。それはマクラメの特徴と言える部分です。

紐の伸縮の影響を大きく受ける

ヒモを多く編んで仕上げたブレスレットは使用して年月が経つと、徐々に紐が柔らかくなってサイズが変わっていきます。

つまり事前に狙ってサイズを小さく作る、または上記の画像のようにサイズ調節可能なタイプで制作すると言った工夫が必要です。

ここはある程度慣れてきた頃に気にすれば良いでしょう。

一度は自分で装着感を試す

これはどんなハンドメイドにも言えることですが、制作したものは必ず自分で試すようにしましょう。

意外と気づかなかった部分が見えてくることがあります。

その中でどうしたらうまくいくかなどを研究していきましょう。

上には上が常にいます

どんな分野にも上には上がいるものです。私の身近にも数名マクラメ編みを使える製作者がいます。

ネットに目を向ければその数は何千何万人という規模で存在します。

でも大事なのは【誰かのために作ってあげたい】という気持ちです。

ある程度作れるようになると、自分で工夫ができるようになってきます。

その時初めて自分のオリジナリティを掛け合わせた作品が生まれ始め、自信につながっていきます。

そうなった時にはもう初心者の領域を出ていることでしょう。

最後に

マクラメ編みの習得には通常の編みブレスレットを作るよりも根気が必要なジャンルです。

初心者の領域を出はじめた頃から、「センス」という壁が自分の目の前に立ちはだかることでしょう。

たしかに複雑な工作にはセンスが要されることが多いです。ただセンスとは日々色々なものを作る中で磨かれます。

私よりも優れた作家は山のように存在しています。凹むこともありますが

どのジャンルのハンドメイドでも、重要なのは

使う人のためを思って作られているか。素材やデザインの特徴を考慮してあるか・使う人のことを考えているかです。

基本的なアクセサリーを作れるようになったら、ぜひチャレンジしてみてください。

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