マクラメ編み失敗談・包み編みからの派生は石抜けのリスクあり【minne日記】

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今日は数日間にわたって制作を進めていた作品が一瞬で失敗に終わる瞬間をご紹介したいと思います。

今回はマクラメ編みチョーカーです。

マクラメ編みを練習されている方はぜひ参考にしてみてください。

【自己紹介】

ペコポコです。

「ハンドメイドで日常を明るく」をコンセプトに女性向けアクセサリーを中心に制作しているハンドメイド作家です。

ハンドメイド歴は8年。これまでにお客様やお店の商品作りで制作してきた作品は数千単位です。

2022年より副業緩和を機会にminneに作品の出品を始めました。

作品はこちら

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マクラメチョーカーを作ろう

今回チョーカーに取り組もうとした経緯としては、本業で近日中にマクラメ編みでのチョーカーをお客様から依頼される予定があるためです。

そのための予行演習も兼ねつつ、あわよくば作品化できればと制作をスタートしました。

使用する天然石

今回はラブラドライトを使用します。

ラブラドライトは信念を貫くお守り。七色の輝きから人気がある天然石です。

七色といっても石によって輝きのバランスは異ります。

ハンドメイドから見るラブラドライトの特徴や取り扱い【天然石解説】
天然石をハンドメイドの視点から解説するラブラドライト編です。 私はハンドメイドスタッフとして8年間天然石アクセサリー制作...

このラブラドライトを中心に添えて、そこからチョーカーの形へ編み進めます。

まずは石包みから

ここはマクラメ編みの作家の熟練度がよく見える部分です。

包む範囲が狭過ぎればスポッと天然石がこの時点で抜け落ちてしまいます。

逆に包む範囲を大きくし過ぎると天然石の美しさを無駄に隠し過ぎてしまうということになるのです。

この時点では天然石の抜けもなく問題ない状態でした。天然石の形状も石包みにもってこいの形ですね。

周囲の形を整えていきます

外周のフレームを編み進めている状態です。

ここからの編み方にルールはなく、私はその天然石の形状に合わせて直感で編み進めていきます。

編み進めていくには紐をジャンジャン追加していく必要があります。

おそらくこの時点で使用しているロウビキ紐は20mを超えていると思います。

これはマクラメ編みをしたことがある方には感じるジレンマだと思いますが、

紐はある程度余裕を持って使わないと、終盤に近づくにつれて紐の余裕がなくなってしまい、

制作が困難になる、最悪の場合どうにもならなくなるパターンがあります。

なので制作には紐のメートル数にある程度の余裕が大事になります。

直感の赴くままに編み進めていきます。

仕事が終わって家に帰ってからの作成のため、数日に渡りちょっとずつ進めています。



その時が来ました【石抜け】

もうあと少しで完成… 間近のところで石抜けが確認されました。

この瞬間ほど虚しいものはありません。

制作の合間で石抜けしないかクイクイ捻ってチェックをしたりするのですが、編めば編むほどこのリスクは増しているように感じます。

考えられる原因

  • 包み編みの範囲が狭過ぎる?
  • 側を編むことで包みの形状が変形を起こしている?

これまでにも何作品か中央に穴の空いていない天然石を使った作品を作ってきました。

しかしこのパターンは多少押し込んでも抜けたりはしません。

※当然無理やり押し込んで意図的に抜こうとすれば抜けますが、今回のものはある程度意図的に力を加えていたとはいえ、あっさり抜け過ぎました。

意図的に壊そうとする方はそういないと思いますが、

私は最低限の力加減に対応できるものを作れなければ、自分を作家とはいえません。

使うのは購入してくださった方ですから、より良い状態を作りたいものです。

包み編みの範囲が狭過ぎる可能性

これまでの経験上、天然石が綺麗に見えるギリギリを狙って制作しています。

しかし、今回のように周囲を編んでいくパターンの場合にはもう少し紐の掛かる範囲を広く取る必要があるのかもしれません。

側を編むことで包みの形状が変形している可能性

今回のような失敗はなにも初めてではありません。制作の最中に何度か経験がありました。

しかし今回こうやって記事にしてみたことでじっくり向き合うと、

石包みをした時は問題なくても、紐を継ぎ足して編み進めることで形状が変形している

ように見えます。

紐を足すと、側面の紐部分が引っ張られていくことで、徐々に形が悪くなっていった可能性があります。

まとめ

今回の失敗を記事にすることで自分のスキルアップと作品の供養といたしました。

近いうちにお客様の作品を制作する前に良い経験しておけてよかったです。

天然石を包む際の新しいパターンなんかも検討してみようと思いました。

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