先日のアメジストの作品に引き続き、フローライトを使った作品を制作しました。
今日はこちらの作品を解説しつつ、後半ではフローライトについて触れてみたいと思います。
目次
レザーで包んんだ天然石フローライトのキーホルダー【バッグチャームとしてもおすすめ】
天然石フローライトの丸玉をレザーで包んだキーホルダーです。
フローライトは透明な優しいグリーンで人気の高い天然石です。
- リラックス
- 集中力
- 思考力を高める
- 受験のお守り
といわれています。
バッグチャームとしてカバンにつけたり、車や家の鍵につけてお楽しみください。
作品はこちらからご覧いただけます。
【制作の経緯】
レザークラフトを学び始めたときに、真っ先に構想が思い浮かんだ作品の一つです。
普段から天然石を扱うハンドメイド作品を制作してきましたが、
レザークラフトを学ぶことで、天然石アクセサリーの可能性を大きく広げることができました。
この作品はその第一歩になったものです。
【こだわりポイント】
天然石をレザーで包み込むことで、アメジストの丸玉を自由に持ち歩くことができます。
今回のフローライトの丸玉のサイズに合わせて、特製でサイズを調節して制作しました。
【サイズ】
約 縦7cm × 横2cm × 幅2cm
【素材】
- レザー
- 天然石
- メッキ
- ポリエステル
【フローライトとは】
フローライトは、カルシウムとフッ素から成る鉱物で、世界中で採掘されています。
その色は、緑、紫、青、ピンク、黄色など多彩であり、半透明や透明なものもあります。
また、六角柱状の結晶を形成し、硬度は4で割れやすい性質を持っています。
フローライトは、蛍光性を持ち、紫外線の下で強い発光を示します。その美しさと蛍光性から、宝石としても用いられ、多くの人々に愛されています。
※蛍光性は持つものもあるというだけで、全てが蛍光するわけではありません。
蛍光しやすいフローライトの特徴では、これまで多くのフローライトを見てきて思ったのが
緑色の個体に多かったと感じます。
【フローライトの歴史と言い伝え】
フローライトは、古代ギリシャの哲学者プラトンによって最初に言及され、中世には王侯貴族や教会によっても愛されました。また、フローライトは、悪魔を追い払う力を持つと信じられていました。フローライトは、その美しさと伝説的な力から、多くの人々に愛されてきました。
【フローライトのお手入れ方法】
フローライトは、比較的柔らかい鉱物であるため、衝撃や圧力を加えると割れることがあります。また、水分に弱く、表面に傷をつけることがあるため、お手入れには注意が必要です。
ほこりや汚れの落とし方
フローライトには、布や柔らかい筆で優しくふき取るだけで、ほこりや汚れを落とすことができます。水を使う場合は、柔らかい布で軽く拭く程度にとどめてください。
収納方法
フローライトは、直射日光を避け、湿気のない場所に保管することが重要です。また、他の宝石や金属と一緒に収納すると、傷つく恐れがあるため、個別に保管することが望ましいです。
今回の作品は傷から守られるようにレザーで包み込んでいますので、ご安心ください。
直射日光もあまり神経質になる必要はありません。
日の当たる窓際に長期間起き続けるといったことをしない限りは、外出時にカバンにつけている程度はなんの問題もありません。
お手入れの頻度
フローライトは、汚れが目立った場合や、長期間保管していた場合にお手入れを行いましょう。
また、特に大切なフローライトは、定期的にお手入れすることをおすすめします。お手入れの頻度は、使用頻度や保管状態によって異なるため、適宜お手入れを行いましょう。
【まとめ】
フローライトは、美しさと蛍光性から多くの人々に愛される天然石です。
お手入れには注意が必要で、ふき取り程度のお手入れや湿気のない場所での保管が大切です。
まずはアクセサリーとして気軽に身につけてお出かけしてみてください。
今回ご紹介した作品はこちらからご覧いただけます。
コメント