先日新作のマクラメ編みを制作しました。
アクセサリーと一体化した腕時計です。
さまざまなカテゴリーへの作品展開を目的として作成しました。
制作のきっかけ
実はminneを再開する時から作ろうと考えていました。
というのも、だいぶ前にminneに出品していたときにも腕時計のマクラメ編みを作っていました。
その当時、ありがたいことに私が作った腕時計を選んでくださったお客様がいました。
なので復帰した際にももう一度作りたいと思っていました。
しかしなかなか時計盤が見つからず、先日材料を調達してようやく完成しました。
さらに一番近いパーツクラブが閉店するということで、今後の材料入手が危うい状況です(笑)
作家にとって素材探しは重要な部分です。
私は住んでいるところがかなり田舎ですので、お店自体が少ないのです。
今回使用している天然石
今回はムーンストーンとシトリンを採用しています。
シトリンは金運・仕事運や、人間関係の円滑のお守り。
シトリンは黄色い水晶です。基本的に流通しているシトリンはアメジストを加熱することで生まれています。
お店でも透明感のある黄色に、金運や人間関係といった意味も相まって人気が高い石になっています。
ムーンストーンは癒し、女性性、感受性を高めるお守り。
ムーンストーンは長石という天然石グループに属します。光が当たることによって表面がボーッと光るのが特徴です。
6月の誕生石
実はどちらも6月の誕生石に該当する天然石になります。
そもそも誕生石とは1月から12月のそれぞれの月にちなんだ天然石があてがわれ、
その月の宝石を身につけることでお守りになるといういわれがあります。
天然石にもグレードがあり、ジェム>ジュエリー>アクセサリーというようにランク分けがあり、
なかでも私が使っている天然石はアクセサリークラス。手軽に身につけれる価格で、
天然石を楽しむことができます。
11月の誕生石
シトリンに関しては11月の誕生石として重複しています。
天然石が重複している月はいくつもあります。これは国によって誕生石のふりわけが違うため、諸説あるというのが正しいでしょう。
さらに言うと誕生日石という366日分決まった天然石があったりするので、さまざまな選択肢が存在するわけです。しかもこれもまた書籍によって違ったりします。
よって最もわかりやすいのが誕生石(月)と言えるでしょう。
※赤いビーズが各所に点在していますが、こちらは装飾用にガラスビーズを採用しています。
これまでは使用するものは全て天然石!というこだわりがあったのですが、全体の印象を明るくできるガラスもデザインの補助として使用して行くことにしました。
アジャスタータイプで調節可能
お客様や自分自身のブレスレットを作ってきましたが、
マクラメ編みの特徴というよりは編みブレスは長い間使われると徐々に紐が柔らかくなり、サイズが大きくなっていきます。
これはどんな編み方でもそうなのですが、マクラメ編みは特にこの影響を受けやすいです。
そこで長期的に愛用してくださる方たちのために、アジャスタータイプをおすすめすることが多いです。 こうして出来上がったのが今回のマクラメ編み時計でした。
今後はさらに自分の技術の幅を広げていきたいと考えています。
またの新作をお楽しみに。
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