今回はメタクエスト3で Immersedというアプリを使ってみました。
VRヘッドセットを使って仮想空間内でPC作業を行うことができるアプリケーションです。
公式サイトが英語であるため、セットアップが難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。この記事では、ImmersedのPC版のセットアップ手順と、実際に使ってみた使用感、そして私が持っているXREALairのマルチモニターとどちらが使いやすかも比較したいと思います。
目次
Immersedのセットアップ
手順1: VRヘッドセットにImmersedをインストール
まず、Meta QuestのストアからImmersedをダウンロードしてインストールします。
手順2: ガイド付きチュートリアルを進める
Immersedを開くと、簡単なチュートリアルが始まります。英語にはなりますが、結論的にはPCと接続するから準備を進めてねということが言われているんだと思います。
指示に従って進めましょう。
手順3: PCにImmersed Desktop Agentをインストール
先のチュートリアルを進めると、PCと接続するためのペアリングコードが表示されます。
そこまできたらPCでImmersedのダウンロードページにアクセスし、Immersed Desktop Agentをダウンロードしてインストールします。
インストール後は、PCを再起動することがお勧めされています。
手順4: エージェントを実行してサインイン
インストールしたImmersed Desktop Agentを開き、表示される画面でサインインします。
Oculusのユーザー名とペアリングコード(どちらもImmersedのチュートリアル画面に表示されているものです)を入力すると、準備完了です。
手順5: ヘッドセットとPCを接続
これで、VR空間内でPCのデスクトップを操作できるようになります。
Immersedの使用感
実際に使ってみた感触としては、
良かったところ
視界の広がりが良く、画面も最大にすれば大画面での作業もできます。
キーボードの位置を設定すれば、そこだけ現実のキーボードの位置を反映させて、仮想空間でも作業ができます。
複合現実の設定も可能なので、現実の世界を見ながらの作業が可能です。
気になるところ
他のユーザーが普通にいます。
設定で変えれるのかもしれませんが、話し声が聞こえてきますし、ちょっと気になりますね。
※自分だけのルームも設定できたので、集中したい時はそちらがお勧めですね。
メタクエスト3とXREALairでの作業の比較
私はノートPCはmacを使用しているため、XREALairを外出時や作業時に使ったりします。
今回のメタクエスト3+Immersedの組み合わせとの比較をすると、
- 画面の見やすさはメタクエスト3が良い
- 長時間作業ならXRELAが良い
- 携行性ならmac持ちなら断然XREALfが良い
という感想を抱きました。
メタクエスト3で複合現実ならモニターの見やすさは圧倒的に勝利です。
ただ、実際の作業となると、メタクエスト3も軽くなったとは言っても長時間ゴーグルを密着させた状態での作業はきついかもと感じました。
マルチモニターならどちらがおすすめ?
Immersedを使ってマルチモニターを体験してみましたが、
マルチモニター環境を作るためにPCとメタクエスト3を購入するとなると、基本的にはWifi環境のある自宅に制限されるのと、コスト的にも高めですね。
対してXREALairはMac book持ちなら、メタクエストよりも安価に購入して使うことができて、さらにWifiなど不要なので外作業で、ネット環境がなくても力を発揮します。
ユーザーの使う環境で変わってくるとは思いますが、どちらもマルチモニターとしては優秀といえます。
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ちなみに現在ではXREALairは2が発売されたそうでただでさえ軽量に感じていたグラスが、わずかに軽量化されて販売されているようです。
視野角は変わっていないようですが、より使いやすさを増していますね。
ゲームも遊べて自宅でのちょっとしたマルチモニターによるPC作業ならメタクエスト3+Immersed。
実用的なお仕事や、外出先でのmacの活用ならXREALair。
というように考えるのがおすすめです。
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