こんにちは、バーチャルショップ「irokazari+」の店長、pekopokoです。
今回は、**バーチャルマーケット2025 Summer(Vket2025)**のワールドのひとつ、
**「パラリアルハワイ」**を歩いてきた感想をお届けします。
バーチャルマーケットは、年々盛り上がりを見せるメタバース最大級のイベントですが、
その一方で「VRや3Dに慣れたディープユーザー向け」の内容が中心になっているのも事実です。
「気になるけど参加方法がわからない…」
「PCやVRゴーグルが必要って聞いて諦めてしまった」
そんな方々に向けて、“代わりに見てきました”シリーズとして今回もレポートしていきます。
目次
パラリアルってなに?
まずは今回訪れた「パラリアルハワイ」の前提からご紹介します。
「パラリアル」とは、**「パラレル」×「リアル」を組み合わせた造語。
現実の都市や風景をベースに、バーチャルの要素を加えて再構築された仮想空間で、
街歩きをするように企業ブースや作品展示を楽しめる、“もしものもうひとつの街”**です。
今回のハワイは、まさに南国のリゾート気分を味わえるような、青い空と海、白い砂浜が広がる爽やかなワールドでした。
企業ブースも夏仕様!体験型イベントが盛りだくさん
「パラリアルハワイ」にも複数の企業が出展しており、
それぞれに夏を感じる演出やミニゲームが用意されていました。
🔫 東京マルイのモデルガン射的体験
こちらのブースでは、モデルガンを使った的当てタイムアタックに挑戦。
銃を手に取り、次々と現れる的を撃ち抜いてタイムを競う形式で、
VR空間とはいえ、なかなかの臨場感が味わえました。
「現実ではなかなか試せないけど、バーチャルなら体験できる」──
そんな魅力が詰まったアクティブなブースでした。
💧 ロート製薬の○×ウォータースライダー
一方でロート製薬のブースでは、○×クイズ形式のスライダー型ゲームが展開されていました。
スライダーを滑りながら出題される問題に答えていき、3問連続正解すると景品がもらえるという仕様です。
ちなみに景品はVRChatなどで使えるデジタルアイテムでした。
私は活用できませんでしたが、VRChatユーザーには嬉しい内容だったと思います。
パラリアル東京と比べてみると?
前回の「パラリアル東京」では、圧倒的なボリューム感と作り込みに驚かされましたが、
今回のハワイは空間のスケールやブースの数はややコンパクト。
ただしその分、移動しやすく、のんびりと過ごせる雰囲気があり、
夏の観光気分で歩くにはちょうどいいワールドでした。
美味しそうな商品紹介ブースも注目!
個人的にとても良いなと感じたのが、山形県のフルーツ紹介ブース。
ミニゲーム自体はよくあるものですが、
実際に店内ではフルーツを使ったスイーツの写真とアクセス先があり、
「これ、実際に買えたらいいのに」と思う良いものでした。
こうした「リアル商品を美味しそうに紹介する工夫」は、
今後のVketにもっと取り入れてほしいポイントだなと感じました。
それでも感じる“ディープユーザー向け感”
全体を通して感じたのは、やはりまだVRや3Dに慣れていない人には少しハードルが高い設計であること。
- 高スペックPCやVR機器が前提になるシーンが多い
- 景品がVRChat専用であることも
- 操作が特殊で毎回戸惑う
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ゴーグルだと、VR酔いで長時間遊べない
バーチャルマーケットは素晴らしいイベントであると同時に、
「入り口のわかりづらさ」が課題でもあると改めて思いました。
私のお店なら、もっと気軽に遊びに来られます
私が運営している**バーチャルハンドメイドショップ「irokazari+」**は、
スマートフォンやPCのブラウザから、誰でも気軽に遊びに来られる空間を目指しています。
こちらも同じくVketを運営している同じ会社が提供しているVketCloudを活用しています。
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色と感情をつなぐカラー診断コーナー
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自分だけの組み合わせを相談できるセミオーダー部屋
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そして、ときには作家本人と会話できる時間もご用意できるようにお店作りを進めています。

バーチャルショップirokazari+ より
バーチャルがもっと身近に、もっと優しくなるように。
そんな思いで日々運営しています。
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