今回は委託販売先の
東出雲まちの駅 女寅様で出品する地元に密着した作品である
黄泉黄泉比良坂・桃キーホルダーをご紹介します。
作品の特徴
こちらの作品は古事記のお話を元にデザインを考えて制作しました。
観光客の方が黄泉平坂を訪れたのに、記念になるものがないのは悲しいな、
と思い制作に至りました。
メインには桃をモチーフにしたレザーのキーホルダーを使用し、
色合いも桃の模様を連想させる染めが施されています。
桃の葉の部分はマクラメ編みで表現しおり、天然石のチャームをつけています。
黄泉平坂の文字が入ったプレートを入れることで、記念となる一品に仕上げております。
※黄泉比良坂の名前を使用する件についても観光協会の許可をいただきました。
黄泉比良坂と桃の関係性
ではなぜ、黄泉比良坂(黄泉平坂)と桃なのか。簡単にご紹介します。
黄泉比良坂(よもつひらさか)は、日本神話の黄泉の国と現世を分ける坂です。
妻のイザナミが死後に黄泉に行き、イザナギは彼女を迎えに行きます。
しかし、イザナミは既に黄泉の食べ物を口にしており、もう帰ることができません。
イザナミは「黄泉の者と相談するから決してのぞかないで」
とイザナギに伝えましたが、イザナギは約束を破り、彼女の姿を見てしまいます。
変わり果てたおぞましい姿に、恐怖から逃げ出してしまいます。
怒ったイザナミは黄泉の追手を放ちます。
とうとう地上から黄泉の国の入り口へと降りる坂下まで着いたときに、
そこにあった桃の木から桃の実を三つ取って投げつけてやると、追っ手の化け物たちはみな逃げて行きました。
このことから、桃には魔除けの力が宿るとされています。
まちの駅・女寅で販売します
日本神話に出てくる黄泉比良坂の桃には悪霊を追い払う力がありました。
また桃には昔から魔除け厄除けの意味があり、桃の節句が有名ですね。
桃の節句は、桃が魔除けや厄除けの力をもつ植物であることから、子どもに降りかかる災いを退け、健康で幸せに育つようにという思いが込められています。
今回の作品は東出雲まちの駅 女寅様(揖屋駅)でのみ販売いたします。
ぜひ観光に行かれた際には、まちの駅(揖屋駅)にお立ち寄りくださいませ。
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物作りで日常を明るく♪をコンセプトに活動中のハンドメイド作家です。minneやメルカリショップス 、Creemaにてマクラメ・レザーブレスレットなどを中心に出品中です。
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