転職活動の一環として、リクルートエージェントを約半年間利用しました。
最終的にはこのサービスで転職に至らなかったものの、この経験は自分のキャリアや市場価値を再確認する大切な機会となりました。
ここでは、その体験から得たメリット・デメリットや、今後の転職活動への示唆についてまとめます。
目次
利用開始時のサポートと前向きな取り組み
初期の対話とサポート体制
- Zoom面談と定期電話
初期はZoomを利用した面談や定期的な電話でのやり取りを通して、レジュメのブラッシュアップや面接対策など、具体的なフィードバックを受けることができました。
IT業界への挑戦
- 未経験からのチャレンジ
未経験ながらプログラミングスクールに通い、自作アプリの経験もあったため、エージェントからはIT企業向けの求人が提案され、挑戦するチャンスが広がりました。
挑戦とその壁
求人の獲得難易度
- 一次選考の壁
目指していたIT系企業への応募は、経験不足が影響してか一次選考でなかなか突破できず、苦労が続きました。
面接の実践経験
- 二次選考と面接練習
近年の年末にかけ、ようやく二次選考へ進む機会があったものの、実際の採用選考というよりは面接練習の意味合いが強く感じられました。AIを活用したトレーニングも行いましたが、結局採用に至る結果は得られませんでした。
サポートの途絶と信頼関係の揺らぎ
連絡の途絶と担当者の変更
- 連絡不全の発生
面接終了後、エージェントとの連絡が急に途絶え、数ヶ月間返信がない状態が続きました。その後、体調不良による担当者交代の連絡があったものの、「今さら」という感情が芽生え、すでに信頼関係が薄れていたことを実感しました。
サポート終了の通告
-
担当者からの打ち切り連絡
新しい担当者からは一定期間後にサポートを打ち切る旨の連絡があり、これによりエージェント依存のリスクが浮き彫りとなりました。 -
最終的な判断
最後は、求人の絞り込みをAIに任せ、エージェントサービスの利用は中止するようこちらからお断りしました。
経験からの学びと今後の戦略
エージェントはあくまで一つのツール
リクルートエージェントから得られた情報やアドバイスは貴重でしたが、転職活動の主軸として依存するのは危険だと感じました。エージェント側もボランティアではないため、なかなか転職が決まらない人には積極的な対応が期待できないという現実があります。
多角的なアプローチの必要性
転職市場や働き方は多様化しています。転職サイトだけでなく、クラウドワークス、ココナラなど、さまざまなルートを同時に検討することで、自分に合った新たな可能性を見出していこうと考えました。
結論
リクルートエージェントの半年間の利用を通じて、求人情報の収集や面接対策、さらにはキャリアの棚卸しといった面では多くのメリットを実感しました。一方で、担当者との連絡不全やサポート終了の通告といったエージェント依存のリスクも見えてきました。この経験を踏まえ、今後は複数の転職手段を並行して取り入れ、自分に合った転職活動のスタイルを築いていくことが必要だと考えています。
コメント