これまでにハンドメイドショップで何百、何千というブレスレットの製作・修理に携わってきました。
よく聞くお話が「この前作ったばかりなのに、もう切れたんだけど!」
というものです。
多くのお店ではゴム切れに対する保証を提供しています。しかし、その原因はいつも店側や素材の問題だけではありません。
この記事ではゴムブレスレットがすぐに切れてしまう取り扱い方と、それを防ぐための3つの簡単な行動について解説します。
目次
すぐにゴムが切れる3つの主な原因
- 装着時に強引に広げる
- 日光の当たるところに放置する(車内放置など)
- そもそもサイズが合っていない
ゴムを長持ちさせる3つの行動
1. 装着時に強引に広げない
画像をご覧いただくとわかりやすいのですが、
ゴムブレスレットを腕に通した際に、手のひらをぐっと広げ、ゴムの伸縮を利用して手首まで取り込む身につけ方です。
この方法は、ゴムにとって負担のかかる行為です。装着する際には
手をすぼめた状態で手に通し、手首まで持っていくようにしましょう。
これを行うだけも、飛躍的に長持ちします。
2. 日光の当たるところに放置しない
日光に長時間置いていれば紫外線の影響でゴムは劣化します。
車の放置や日の当たる窓際におきっぱなしは厳禁です。
3. 正確なサイズを選ぶ
時々あるのが、「私はぴっちりしているのが好きだから、しっかり結んでおいて」
これは石の数を限界まで少なくしてサイズを小さく作る場合や、ゴムを必要以上にキツく締めて仕上げることが挙げられます。
これはブレスレットを手を通した時にゴムへの負担が増大しゴム切れを早めます。
お店に相談するときは店員さんのアドバイスをよく聞いて作りましょう。
私がおすすめするサイズ感は、
ブレスレットを腕に通したときに、人差し指がスムーズに入るくらいの余裕があることです。
以上が代表的な3点です。
他にも天然石の劣化で石についた傷が、ゴムを傷つけるなんていうケースなども存在します。
まとめ
ゴムが永遠に切れないものだと思っている方も実はおられます。
しかしゴムブレスレットは永久に持つわけではありません。
理想は半年から1年あたりで交換するのが良いでしょう。
適切なケアで長持ちさせることは可能です。日頃の取り扱いを見直し、長く愛用しましょう。
【自己紹介】
物作りで日常を明るく♪をコンセプトに活動中のハンドメイド作家です。minneやメルカリショップスにてマクラメ・レザーブレスレットなどを中心に出品中です。
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